Old House Renovation
古民家・築古住宅の直し方
古い家の工事は、開けてみるまで分からないことが多くあります。床をはがしたら下地が傷んでいた。配線が古いままだった。水平が出ていなかった。出てきた問題に優先順位を付けて、どこから直すかをご相談するところから始めます。
全部を一度に直す必要はありません。 一部屋だけ、電気だけ、という区切り方でも承ります。部屋単位で区切ると、予算も読みやすくなります。 電気・下地・内装を私が一人で見るので、分野をまたぐ問題が出てもその場で判断して進められます。
解体して初めて分かること
3点とも画面設計用のAI生成画像です。実際の工事写真、所在地、費用、工期を示すものではありません。本公開時は掲載許可を得た写真へ差し替えます。
工事前イメージ
完成イメージ
つまみを左右に動かすと、同じ画角のまま工事前と完成後が入れ替わります。傷んだ畳と砂壁が、床・壁・天井を直したあとにどう変わるかを表した構成サンプルです。柱と梁は既存のものを残しています。
床・壁・天井を開けてから分かること
- 床をはがしたら、下地が傷んでいた
- 壁の中の柱や梁に、傷みや傾きがあった
- 建具の建て付けが合わない原因が、床の水平だった
古い電気設備でよくあること
- 分電盤の容量が、今の家電の使い方に足りていない
- 建てた当時の配線が、そのまま残っている
- コンセントの数と位置が、暮らし方と合っていない
直す順番の考え方
1. 被害が広がっているもの
水や湿気が入っている場所は、放っておくと直す範囲が毎年広がります。ここを止めるのを最初に考えます。
2. 後から手を入れにくい場所
壁や床をふさぐと、次に触れるのは何年も先です。開けているうちに配線を引き直す、断熱材を入れられるか見ておく、といった判断はこの段階でします。対応できる範囲は現地を見てからお伝えします。
3. 毎日の困りごと
ブレーカーが落ちる、寒い、使いにくい。暮らしていて毎日当たる不便は、見た目の仕上げより先に手を付けます。
4. 見た目の仕上げ
壁紙や床の仕上げは、下地と設備が片付いてからで間に合います。先に仕上げると、あとで開け直すことになります。
想定外を前提に組み立てます
工事の進め方
- 床下・天井裏・分電盤など、現地で見られる範囲を確認します
- 開けてみないと分からない箇所は、その旨を先にお伝えします
- 開けた時点で状態を共有します。想定と違えば、進める前にご相談します
- 仕上げたあとに清掃し、動作と仕上がりを一緒に確認していただきます
費用が動く条件
解体してから下地の傷みが判明する工事では、追加が発生することがあります。あらかじめ「追加が起こりうる箇所」と「その場合の概算」をお見積もり時にお伝えし、実際に見つかった時点で写真を見ていただいてから、施工するかを決めていただきます。
黙って進めることはしません。
※屋根・外壁など外まわりの工事、給排水やガス機器に関わる工事は、内容によって対応可否が分かれます。 できないことは「できません」とお伝えしますので、まずは状況をお聞かせください。